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孤高の千葉グルメ~福岡出張編 天神エリアぶらり旅で人気店を食べ歩いてみた
多くのお店が正月休みに入ってしまい、新たに紹介できるお店の少ないこの機会に
「2017年、方々で食べ歩いたものをまとめて紹介してみよう」
と、県外で食べた品々の中からお勧めしたいお店をまとめた本企画。
第3弾となる今回は、食のメッカ、福岡県は天神周辺にて実際に食べ歩き美味かった
「福岡市のお勧めグルメ」をご紹介していきます。
なお、博多での食べ歩きは今回が初となり、また訪問を予定していた多くのお店で
「臨時休業」にぶつかる憂いなる目を受けた事もあり、まだまだ未開、未訪のお店ばかりな福岡初心者の陳腐な記事となることをご了承下さい。
創業70年を越える老舗ながら古さを感じない、THE博多豚骨 元祖赤のれん 節ちゃんラーメン
福岡に着いたら、やはり外すことが出来ないのがラーメン。
とにかく、ラーメン店の多い天神エリアとなるのですが、今回最初に伺ったお店がこちら
創業が昭和21年という、偉大すぎる歴史を持つお店、元祖赤のれん 節ちゃんラーメン 天神本店となります。
今回の福岡旅行にて宿泊先としていたホテルからもすぐの距離となる、こちらのお店。
元祖博多ラーメンを掲げている割には、ラーメン以外のメニューもとにかく豊富。
メニューだけを見てしまうと、いわゆる町中華を想像させる品揃えを誇っているのですが、やはりここはラーメンを頼まずにいられません。
という訳で、注文した品がこちら
チャーシューメン(大) 880円となります。
写真からでも伝わってきそうな程に、濃い~豚骨臭がたまらない一杯。
チャーシューも、大小サイズ感はバラバラながら、7~8枚盛られており、食べ応えも十分感じられます。
関東ではまず、お目にかかれない程にコクが強く、とにかく「豚骨」が随の随まで伝わる濃厚さ。
そのスープを程良い適量で絡める極細麺は、歯ごたえ、食感共に素晴らしく、わずかに感じる粉っぽさすら魅力に思えてしまいます。
余計な具材を乗せない潔さながら、わずかに盛られる青ネギが濃厚なスープにアクセントを加えるなど、
「THE 博多豚骨ラーメン」と呼ぶにふさわしい、王道な一杯が味わえました。
元祖赤のれん 節ちゃんラーメン 天神本店
■ がんそあかのれん
■ 住所:福岡県福岡市中央区大名2-6-4
■ 営業時間:11:00~24:00
■ 定休日:不定休
ランチから水炊きが食べられる、行列の出来る人気店 とり田
当初の予定では、「らるきい」にパスタを食べに行くつもりだったものの、まさかの臨時休業に出くわし、急遽予定を変更。
同店から近い所で、「福岡らしいランチ」を探した結果、見つかったのがこちら
博多の名物、水炊きのお店「とり田」となります。
こちらのお店では、鶏肉を使ったランチメニューを提供していると共に、
お店の名物である水炊きも、昼から注文が可能とのこと。
私を含む、旅行客グループは皆、水炊きを注文していましたが、地元のお客さんたちの大半は
「水炊きスープで炊き上げたシンガポールチキンライス」を頼んでいるほど、魅力溢れるメニューの多いお店でした。
肝心なる水炊きについては、全てお店のスタッフさんが鍋を担当して下さった為、残念ながら写真に納めることが出来ず・・・
数少ないものの、写真を納めることがで来た品となるのが、
ビールのあてに注文した、博多名物の「ごまさば」。
そして、鍋の〆に作って頂いた
水炊きの出汁で作って頂いた、雑炊のみ(笑)
記録としては、ほぼ残す事の出来なかったお店ですが、記憶には鮮明に残っているほど、とにかく出汁の美味い鍋。
そして、出汁に負けず劣らず、こちらの「ポン酢」がとにかく印象的に美味しかったのです。
思わずお土産にポン酢を買ってしまう程、印象深かったこちらのお店。
お昼時には行列が出来る喉の人気店ではありますが、その水炊きはお勧めするにふさわしい美味さとなりました。
とり田
■ とりた
■ 住所:福岡県福岡市中央区薬院2-3-30 CASEビル 1F
■ 営業時間:11:30~23:00
■ 定休日:不定休
福岡の名物が一挙に揃い、おもわずお酒も進む食堂 天神 わっぱ定食堂
3泊も福岡にいると、さすがにそう毎日、飲み歩くことも出来ず・・・
晩ご飯とは言え、お酒抜きの1人飯を味わいたい。
そう思い立ち、情報収集し見つけたお店がこちら
「天神 わっぱ定食堂」という、その名の通り定食屋さんとなります。
ただの定食・・・と侮るなかれ、こちらのメニューは
この通り、福岡の味覚が溢れかえるメニューがズラリ。
経営母体が、近隣で居酒屋等を経営している会社とのことで、同定食に使われている素材はもちろん、調味料や味付けに至るまでも、居酒屋と同様なんだとか。
メニューの豊富さ、溢れかえる魅力に何を注文すべきか悩んだ末、選んだ品がこちら
博多の名物?肉吸い定食となります。
メインである「肉吸い」とは、肉うどんからうどんを抜いたものを指すらしく、博多を始め関西では割とポピュラーなおかずだそう。
話には聞いたことがあるものの、実際に頂くのは初めてとなるこの肉吸いですが・・・むちゃくちゃ美味い!!
アッサリした味付けではあるものの、ギュンギュンに出汁が染み出ており、またその出汁を吸った豚肉が、おかずとして完璧に機能しています。
アクセントとなる生姜のピリッとした感じも溜らず、これだけでご飯がお替わりできる程。
具材に入る揚げ出し豆腐も、激ウマな出汁をジュクジュクと吸い上げており、ご飯を運ぶ箸が止まらなくなります。
加えて、鯖の塩焼きや明太子、からし高菜も副菜に付いてくるので、都合3杯は白米が食べたくなる、正にお米泥棒。
これだけおかず豊富な定食が、ランチならいざ知らず、ディナー帯でも1000円以下で食べられるとあって、店頭には常に列が出来るお店となっておりました。
とは言え、1人飯のお客さんが多い定食屋さんだけに、回転も早く、5分10分の待ち時間で入店出来るのも魅力的です。
天神 わっぱ定食堂
■ てんじんわっぱていしょくどう
■ 住所:福岡県福岡市中央区今泉1-11-7
■ 営業時間:11:30~23:00
■ 定休日:年末年始
鳥刺しの旨さが印象的な、隠れた名店 益子
福岡らしい焼き鳥が味わえる、という事で友人連れて行かれた、「かわ屋」。
しかし、開店と同時での入店を狙ったにもかかわらず、店内は既に満席&予約で埋まっており断念する結果に・・・
そこから、近隣で焼き鳥の美味しいお店を探し、案内されたのがこちら
路地裏から、更に奥地へと入っていく、正に隠れ家の様な場所にお店を構える「益子」という焼き鳥屋さんになります。
同店の焼き鳥メニューは、原則として
・串10本コース
・串6本コース
の2種類となっており、それ以外に追加があれば、個別で注文を行う形式となります。
空腹をこじらせていた私たちは、串10本コースと共に鳥刺しをオーダーすることに。
で、ご登場なされた鳥刺しですが
これがなんともキュートな色合いで、食べる前からプリップリの食感が伝わってきます。
ファインダー越しでも伝わってくる食感を倍掛けした位にプリップリで新鮮な刺身は、そうそう味わえない鮮度の良さ。
水炊きを始め、鶏料理の名物が多い九州ならではの、柔らかな肉質、噛む程に増してくる旨味を堪能することが出来るお刺身となります。
もちろん、串焼きの方も大変美味しく頂いたのですが、
鳥刺しから受けた感動と比較すると、ごくごく美味い焼き鳥、といった感触になってしまいました。
まあ、串焼きであれば関東はおろか、千葉にも美味い店がありますので、それらと比べてしまう所があるかも知れません。
とは言え、鳥刺しに関しては格別な美味さを誇るお店となりますので、訪問の際には忘れずに「鳥刺し」を堪能していただきたい所です。
益子
■ ましこ
■ 住所:福岡県福岡市中央区大名1-8-33 大名エイトビル 1F
■ 営業時間:18:00~23:00
■ 定休日:日曜・祝日
天神駅前ながら、博多前の握りがリーズナブルに頂ける行列店、ひょうたん寿司
肉続きの福岡食べ歩きですが、当然魚も欠かすことが出来ません。
今回訪問した「魚料理」は、天神駅目の前にあり、開店前からシャッター行列を作る「ひょうたん寿司」というお寿司屋さん。
今回は、ランチでの訪問となったのですが、ランチ営業時間には上記の豪勢なおまかせが2100円で提供
とあって、開店前から3~40人が列をなす人気店となっておりました。
お得なランチメニューは上記だけに留まらず、
平日限定ながら、2000円を割るお手頃価格で、舟盛りの様な豪勢さを誇るちらし定食も提供されております。
まあ、私たちは観光での訪問となるので、握りは頂くものの、ランチからお酒も味わいたい。
という事で、おまかせコースを注文しつつ、
更には、追加の握りとして、
おまかせには含まれていないものの「博多前」が味わえそうな、ご当地感溢れる握りをたんまりと味わせて頂きました。
かなりのボリュームで注文したにもかかわらず、1人あたりのお会計は4000円程。
(アルコール込みです)
相当なお値打ちで腹一杯、博多前の握りが堪能出来るこちらのお店、お昼時には混雑必至ながらも、並ぶ価値のあるお勧め店となりました。
ひょうたん寿司
■ ひょうたんずし
■ 住所:福岡県福岡市中央区天神2-10-20 2F・3F
■ 営業時間: 11:30-15:00 / 17:00-21:30
■ 定休日:不定休
シンプルながら万人受けする、スベらないド豚骨 一心不乱
三泊四日にわたる福岡食べ歩きの〆を飾るのは、やっぱりラーメンでしょう。
本音を言うと、二日続きで「元祖赤のれん 節ちゃんラーメン」に向かいたかったものの、残念ながら定休日に遭遇。
他にも良さげなお店が無いものか・・・と調べて見ると、
ありました、すぐ隣に(笑)
元祖赤のれん 節ちゃんラーメン 天神本店のお隣に店を構える「一心不乱」となります。
当然ながら、こちらのラーメンも濃厚な豚骨一本勝負。
ただ、その豚骨も「黒(濃厚とんこつ)、白(塩とんこつ)、赤(コク味噌とんこつ)、金(塩)」と4つの味をセレクトすることが出来ます。
選択肢が豊富とは言え、福岡まで来て豚骨を外す選択肢は無く、
もっとも自信を持って提供されている、と感じた「黒(濃厚とんこつ)」をオーダーしてみました。
メニュー上では、そびえ立つ海苔が印象的なラーメンだったのですが、提供された品では海苔がすっかりスープに沈んでおり、少し残念・・・
これが近隣の家系ともあれば、イライラを感じる所ですが、旅先という事もあってこの程度のミスには寛容にもなれます。
というのも、立ちこめるスープの香りが素晴らしく、海苔がしなっていることなど忘れさせる程、上機嫌になれる美味さを感じるのです。
案の定、お隣にも負けない濃厚なスープなのですが、こちらにはしつこさが感じられず、濃い口ながらもむしろアッサリ。
調子が良ければ完飲してしまうのでは無いか?というほどに、飲みやすさが際立った豚骨スープとなっております。
具材には、博多豚骨の定番と言えるキクラゲだけで無く、青ネギ、白ネギがトッピングされ、個々に異なる食感と清々しさを加えています。
同じ本場の豚骨ラーメンであっても、お店毎にしっかり異なる特色が感じられる。
だからこそ、数多くのラーメン店がひしめき合うも、それぞれが共存出来ている理由やも知れません。
一心不乱 大名本店
■ いっしんふらん だいみょうほんてん
■ 住所:福岡県福岡市中央区大名2-6-5
■ 営業時間:11:00~翌1:00
■ 定休日:不定休
以上が三泊四日にわたる福岡食べ歩きにて訪問したお店の中から、
「もう一度行きたい!!」と感じさせてくれたお勧め店の紹介となります。
今回の旅行では、訪問したものの空振ったお店が多く、思う様には行かない旅行の難しさを痛感。
ですが、その場で新たにお店を探し、そこを訪問したとしてもスベることが無い、良店に巡り会えるのも福岡の特色では無いでしょうか。
半径1キロメートルあたりの飲食店数に関して言えば、東京にも引けを取らない店舗数が建ち並ぶ福岡。
それだけの店舗数がありながら、人気を博しているお店には、それぞれ人気を得る理由があることが伝わるばかりとなりました。
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