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孤高の千葉グルメ~沖縄出張編 那覇エリアぶらり旅で人気店を食べ歩いてみた
普段は記事にしてこなかった、地方遠征での食べ歩き記録を
「正月で店がやっていないから」
といった理由で、まとめて紹介しだした本企画。
三が日の最後となる第4弾は、昨年2回訪問した沖縄県の中より、今回は那覇市周辺で食べ歩き、記憶に残った
「沖縄県那覇市のお勧めグルメ」をご紹介していきます。
溢れんばかりの肉汁と脂の旨味が最高過ぎる豚カツ 豚々ジャッキー
沖縄で肉料理といえば、誰もが思い浮かべるのは「ステーキ」なのですが・・・
実は、豚肉も負けちゃおりません。
中でも、特に絶品なのがこちら
モノレールの県庁前と旭橋、その中間に位置する「豚々ジャッキー」というお店。
ここ数年、沖縄に行くたびチャンスとあらば、必ず立ち寄っているあぐー豚のトンカツ専門店となります。
ランチ、ディナー共に同様の豚カツを中心とした揚げ物を提供しているお店なのですが、
こちらの「ロースかつ」が、次元違いに激ウマな一品なのです。
使用しているお肉はあぐー豚で、とにかく身が柔らかい!!
薄付きの衣は香ばしさを感じるものの、油の重たさは無く、食べやすい。
そして、噛みしめる度に染み出る脂の甘さと旨味が、これまで食べてきたどんなトンカツよりも絶品。
北谷に泊まっていた際にも、わざわざ車で訪問してしまう程、
「わざわざ足を伸ばしてでも、食べに行く価値のある、あぐーのトンカツ」
が頂けるお店で、那覇市内を数々食べ歩いた中でも、1.2を争うお勧め店となります。
ただし、営業終了が近づく時間帯になると、油の質が落ちてしまい味が変わる
との説もありますので、営業開始直後を狙うことをお勧めします。
豚々ジャッキー
■ とんとんじゃっきー
■ 住所:沖縄県那覇市久米2-9-11 abc久米ビル 2F
■ 営業時間:11:30~14:00 / 17:00~21:00
■ 定休日:火曜日
早起きしてでも並ぶ価値アリ! 公設市場の行列店、ポークたまごおにぎり本店
公設市場から一本外に出た裏路地にある、行列の出来るお店。
それがこちらの
「ポークたまごおにぎり本店」となります。
同店では、注文が入ってからスパムを焼き上げ、アツアツ状態のスパムを様々な具材と一緒にしたテイクアウト式のおにぎりを取り扱っています。
また、おにぎりの具の種類が豊富で、シンプルなポークたまに始まり
・あぶらみそ
。練り梅
・高菜
・明太子
など、おにぎりの具材としては珍しくないものの、ポークたまごと組み合わさることで絶品度合いを増すものから、
島豆腐の厚揚げやゴーヤといった、沖縄ならではの食材を使ったもの、
更には「エビタル」といった老若男女に愛されそうな一品まで、とにかくバリエーションが豊富なのです。
ちなみに、こちらは私が一番のお気に入りとしている「あぶらみそ」となります。
是非ともお勧めしたいおにぎり屋さんではあるのですが、1つだけ難点が。
前述した通り、注文が入り次第、1つずつスパムを焼き上げている為、とにかく行列が出来るんです。
加えて、沖縄の県民性もあってか、お客さんが列を作って待っていようとも、作業を効率化しようとしない(笑)
結果、時間帯によっては3~40分待ちもザラではありますが、早朝などタイミングによっては並ばず購入も出来るので、是非一度味わって頂きたい品となります。
なお、昨年の夏頃から、那覇空港内にも支店がオープンしており、こちらは空港という立地もあってか、公設市場の本店よりもだいぶスピーディーに提供されています。
注文次第、焼き上げるスタイルは変わらずなので、多少の待ち時間は掛かりますが、それでも本店よりはだいぶ早く提供されますので、お急ぎの際には空港店をお勧めします。
ポークたまごおにぎり本店
■ ぽーくたまごおにぎり ほんてん
■ 住所:沖縄県那覇市松尾2-8-35
■ 営業時間:7:00~18:00
■ 定休日:水曜日
邪道でジャンク? でも、だから美味い沖縄そば あがり家
こちらは那覇市内では無く、お隣の浦添市となるのですが、是非とも紹介したい「沖縄そば」のお店です。
マックスバリュ伊祖店の敷地内にお店を構え、
昼は蕎麦、夜は焼き鳥をメインにした居酒屋スタイルで運営する「あがり家 」というお店。
こちらでは、沖縄で定番のソーキそばに、さまざまなアレンジやトッピングを加えた「創作そば」を頂く事が出来ます。
出汁と蕎麦の茹で具合以外、どうしても差別化されづらい伝統食、沖縄そばですが、こちらの「あがり家 」は、良くも悪くも伝統をぶっ壊した攻めのメニューがズラリ。
アッサリした出汁にアクセントを効かせたわさびそばや、健康食材を混ぜ合わせたまぜネバそばなど、創作に富んだ沖縄そばが多数。
中でも私がハマったのが、こちら
「赤ラー油そば」となります。
アッサリして、体に染み入る優しい出汁がウリであるはずの沖縄そばに、タップリのラー油と赤唐辛子を効かせてしまった激辛仕様。
ですが、この辛さが甘みの強い出汁と、ボソッとした独特の麺に絡むと病みつきになるクセの強さを発揮するのです。
加えて、沖縄の照りつける日差しへのカウンターとなる辛味がたまらず、「あがり家 」でしか頂けない一品だけに、那覇から車で15分掛けてでも食べたくなる、わざわざ足を伸ばす価値のある沖縄そばとなります。
あがり家
■ あがりや
■ 住所:沖縄県浦添市伊祖2-19-3
■ 営業時間:11:00~24:00
■ 定休日:無休
地の魚を江戸前の技術で洗練された握りに! 築地青空三代目
沖縄には多くの魚介類が揃うものの、北海道や北陸、四国や九州と比較して、それらを美味しく食べる技術が今ひとつ・・・
と、感じている方は少なくなく、どうしても沖縄=肉のイメージが拭い去れません。
そんな中、沖縄の地で採れる新鮮な魚貝を、江戸前の技術を駆使して提供頂けるお店となるのがこちら、
築地青空三代目 那覇店となります。
ネオンが街中にひしめく松山にお店を構える、築地青空三代目。
名前でも分かる通り、本店は築地にある人気寿司店となるのですが、こちら那覇店では本店で培った江戸前の技術を使った沖縄原産の魚介を握りで頂く事が可能となります。
さすがにお値段はそれなりとなりますが、県内の他店と比べても、頭1つ抜けた確かな技術を味わえるお寿司屋さんでもあります。
また、握りだけではなく、
一品物も充実しているので、お酒を楽しむ目的にはもちろん、時間帯によっては近所のお店で働く女性達の同伴人気店としても利用されています(笑)
とはいえ、お店の良し悪しを測るには握りが重要。
この通り、洗練された美しい握りが提供されるだけでなく、
・コーレーグース醤油の漬け
・イラブチャーの味噌締め
など、土地の魚を江戸前の技法で握りにした品が数々頂けるのが特徴となります。
近隣居酒屋などでも沖縄原産の魚は頂けますが、そこに江戸前の仕事を加えて提供して頂けるお店となると、おそらく「築地青空三代目」のみじゃないでしょうか。
土地の魚を、もっとも美味しい形で提供してくれる数少ないお店の1つとなります。
なお、同店のカジュアル(?)版として、国際通りの方には「立ち食い形式」のお店も出店されています。
こちらは、リーズナブルなお値段ながら、松山店と同等の握りを頂く事が出来ますので、飲み歩きのはしごついでに立ち寄ることが可能。
のんびり握りとお酒を楽しむなら松山店ですが、地の魚のにぎりをリーズナブルに楽しむだけなら、国際通り店をお勧めします。
築地青空三代目 沖縄那覇店
■ つきじあおぞらさんだいめ おきなわなはてん
■ 住所:沖縄県那覇市松山1-15-14 松山産業第3マンション 1F
■ 営業時間:11:00~24:00
■ 定休日:無休
卵で食べるあぐー豚のしゃぶしゃぶが絶品! 県庁前のしゃぶしゃぶ専門店、みるく
前述した豚カツのお店、「豚々ジャッキー」と同じく、アグー豚を扱うお店が多い那覇ですが、その中でも
「アグー豚のしゃぶしゃぶ」専門店となるのがこちら、
「アグーしゃぶしゃぶ みるく」となります。
アグー豚のしゃぶしゃぶ専門店も複数あり、どれも確かに美味しかったのですが、その中でも、ここ「みるく」をお勧めする理由となるのが、メニューの頼みやすさ。
というのも、アグー豚のしゃぶしゃぶでネットで有名な人気店の多くは、セットでの注文のみとなっており、単品での追加注文が行えない中、
こちら「みるく」は、セット以外の単品注文が可能なため、自分の好みの量を調節しながら、しゃぶしゃぶを頂く事が出来ます。
また、アグー豚といえば脂の甘さが魅力となるのですが、
こちらの豚は、確かに脂が多いものの適量に抑えられており、食べやすい点も魅力的。
某人気店の場合、脂が多すぎてしまい胃もたれしてしまった経験もあるため、この程度の脂が私的には好みとなります。
加えて、こちらミルクの特徴となるのが
上記の通り、卵の黄身に豚肉をくぐらせて頂くスタイル。
これによって、脂のしつこさが無くなり、量を食べたとしてももたれを知らず、最後まで美味しく頂く事が可能なんですね。
美味しくしゃぶしゃぶを食べたい、けど脂の胃もたれが気になる・・・
なんて方には、ぜひともお勧めしたい、アグー豚のしゃぶしゃぶ専門店となります。
みるく
■ みるく
■ 住所:沖縄県那覇市松山1-33-2 はましんビル 1F
■ 営業時間:17:00~24:00
■ 定休日:火曜日
本格イタリアンながら、圧倒的コスパの「ウニク料理」がダントツお勧め! 里芭歩樹
前回の那覇旅行で訪問した多くのお店の中で、もっとも度肝を抜かれたお店となるのがこちら
国際通りより一本入った飲食店街の雑居ビルにお店を構える「里芭歩樹(りばあじゅ)」というイタリアンダイニングになります。
那覇まで来て、わざわざイタリアン・・・?
と思われるかも知れませんが、その疑念もメニューを見れば一撃と吹き飛ぶ程。
こちらのお店では、2017年都内でブームを巻き起こした「ウニク(ウニ&牛肉)」料理が数多く頂けるお店。
そして驚くべきは、高級食材同士のマリアージュであるウニクが、都内ではあり得ない程にリーズナブルな価格で頂ける事となります。
もちろん、ウニク以外の料理も充実しており、
イタリアンではあるものの沖縄のお店らしく、現地の食材を組み合わせた創作料理を、これまた驚く程リーズナブルに頂けるのです。
都内で頂けば数千円は間違いないこちらの握りも、
ここ那覇の「里芭歩樹」であれば、1貫500円(4貫セットで2000円)と驚くべき価格。
そんなお手頃価格でウニクが頂けるとあらば、
こんな豪勢なステーキ ON THE ウニ なんて組み合わせだって、気兼ねなく食べられてしまうし、
たっぷり身の詰まった伊勢海老の半身に、ウニをあしらったソースだってオーダーできてしまいます。
高価な素材をあり得ない程、豪快に使用していながら、その大半が1000~2000円程とリーズナブルに頂ける「里芭歩樹」。
沖縄まで来て、イタリアン・・・?という疑念を覆すどころか、那覇へ行く理由にもなり得る程、是非ともお勧めしたい「沖縄ならでは」のお店となります。
里芭歩樹
■ りばあじゅ
■ 住所:沖縄県那覇市久茂地3-8-20 泉川ビル 2F
■ 営業時間:17:30~23:00
■ 定休日:月曜日
以上6店が、昨年那覇へ1週間滞在し、その間に食べ歩いた中で特に思い出深かったお店となります。
那覇市内は飲食店も多い為、まだまだ未開のお店は数多くありますが、今回ご紹介したお店は、良い意味で「沖縄らしさに染まっていないお店」ばかりとなります。
昔ながらの「沖縄らしい」お店を好む方からすれば、腑に落ちないお店ばかりやも知れませんが、土地の素材を活かしつつも、時代の流れに合わせた調理や技術の変化を取り入れることこそ、10年20年続く名店となるための要素じゃないでしょうか。
そういった意味でも、今回紹介したお店は、沖縄らしさに創意工夫を加えたお店ばかりとなりますので、機会があれば是非一度、訪問してみて下さい。
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