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千葉駅西口の老舗レストラン、ビストロ えびすや ランチタイム開店僅か5分で満席になる洋食店で頂く、洋食の髄が詰まった日替わりランチ

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この日は久々、我が家の奥様とランチに出向くことに。

 

奥様の方から

「オムライスが食べたい」

との指示を受け、思い当たるお店を数店ピックアップしたところ、お眼鏡に適ったお店となるのがこちら

千葉駅西口ロータリーにお店を構える老舗洋食店、ビストロえびすやとなります。

こちらのお店は私の実家からも近いことから、幼少期より通ってきた洋食店。

 

思い起こせば30年以上前から、この地にお店を構えており、現在はこちら西口の店舗以外に、

・登戸一丁目

・幸町

と、市内に3店を構える人気店でもあります。

 

とは言え、こちらの千葉駅西口駅前にランチで伺ったのは、何年ぶり・・・でしょうか。

いずれにせよ、だいぶ久しぶりではあったのですが、それ故に驚愕な事態を目撃することとなりました。

30年以上通う老舗レストラン、えびすや 久々に訪問したらドエライ人気店に・・・(焦) 

11:30に開店となる、ビストロえびすや。

※ 市内に3店ある「えびすや」ですが、ビストロを名乗っているのは、ここ西口ロータリー前のお店のみとなります。

 

空腹をこじらせていたこともあり、開店と同時にお店へ駆け込むべく、少し早めに店頭に着いたところ・・・

開店待ちをする近隣の奥様が、既に2組5名。

 

シャッター待ちに並ぶ人気ラーメン店は千葉にも数あれど、洋食屋さんのランチ開店をシャッター待ちするおば様方が集う洋食店など、見たことがありません。

この光景がタマタマこの日だけのものなのか、それとも常時なのかは分りませんが、少なからず私の知る「ビストロえびすや」は、行列の出来るような人気店では無かったはず。

 

ひとまず、列に並びながら、開店を待ちつつメニューに目を向けてみましょう。

日替わりメニューとして提供されるスタンダードランチですが、

・豚ヒレ肉のベーコン巻きステーキ

・黒豚挽き肉とキノコ、黒キャベツの煮込みソース(パスタ)

の2種類が本日のランチとなっております。

 

これに加え、レギュラーメニューのランチには、

・オムライス

・ハンバーグ

・ステーキ

の3種類が提供中とのこと。

 

同店から5分程の距離にある、登戸一丁目のお店に比べると、ランチメニューは絞り込んだ品のみ提供されている様ですね。

それもこれも、現在のシャッター待ちに並ぶ奥様方からの人気によるものなのか・・・まあ食べてみれば分るはず。

 

店外で待つこと3分、開店を迎え3番手にて店内へ。

こちらでも、店外と同じメニューが提供されましたので、注文の方は

・私 → スタンダードランチ(豚ヒレ肉のベーコン巻きステーキ)

・奥様 → オムライス

を頼む方向で、オーダーを待つものとなりました。

待ち時間の長さもご愛敬(笑) えびすやの日替わりランチ、豚ヒレ肉のベーコン巻きを食べてみた

入店から、ほぼ即注文を決めたところで、オーダーをお願いしようとすると、その間にも続々と新規客が来店。

開店から僅か3分が経過した頃には、20名程入れる店内のうち、空席は2人掛けテーブル1つのみ。

 

私の知っている「ビストロえびすや」も、確かに人気店ではありましたが、分速で席が埋まる程の盛況ぶりではありませんでした。

この繁忙ぶりは限定的なものか?と、いぶかしげに思ってみるも、ホールスタッフさんの熟れた動きや、満席にも関わらず入店しに訪れるお客さんを捌く姿を見る限り、連日これだけの混雑ぶりを発揮している様に感じられます。

タマタマとは言え、開店前に訪問し待っていたから入店出来たものの、これがもし5分も遅れていれば、間違いなくランチジプシーと化していたことでしょう。

 

全席にお客さんを迎え入れ、ホールスタッフさんが落ち着いたところで、オーダーを伝えてみると

「すいません・・・オムライスは、今いるお客さんの料理を提供した後で無いと作れないので、時間が掛かってしまうのです…」

とのこと。

具体的に、どれ位待つのか聞いてみると

「早くても40分から1時間程を見て貰えれば…」

 

・・・そりゃ無理な相談だわ(笑)

なぜそこまで、手の掛かる品をランチで提供しているのか不思議には思いますが、1時間を待つ余裕は無いことから、オムライス改めハンバーグに変更し、オーダーが完了となりました。

 

その後も各テーブルのオーダーから、配膳、メニューの説明に至るまで、全て1人のホールスタッフさんがこなしている模様。

厨房の方には、シェフと補助と1名ずつが入っている様子でしたが、これだけ大盛況のお店を3名で回しているとは、サイゼリアでも驚く仕事の効率化が求められそうです。

 

が、一つ一つの料理を丁寧に作っているビストロに於いて、効率化は叶わぬ話な様子。

注文を終えてから7~8分後、まずはサラダとスープから提供されました。

小ぶりなお皿ながら、はみ出る勢いで盛り付けられているてんこ盛りの野菜達。

ドレッシングには玉ねぎを主体とした、酸味と甘みの利いたものが使われており、野菜のみずみずしさ、甘さを引き立てています。

 

しかし、驚かされたのはもう一方、スープの方です。

提供時に「イタリア風かき玉スープです」と紹介されたこちらの品が、思わず唸ってしまうほどの美味さ。

スープのベースになっているのは鶏出汁と思われるのですが、そこにチーズとパン粉?が加えられており、これらが溶き卵に絡むことで濃厚なコクを作り出しています。

初めて口にした味わいのスープなのですが、チーズとパン粉が加わる事により、ここまでスープが進化するものなのか・・・と驚かされる一方

 

続いて奥様の方には、ハンバーグのセットとなる

えびすやと言えば・・・の看板メニュー、にんにくスープが登場となりました。

こちらは当然のことながら、名物だけあり安定の美味さを誇っております。

イタリア風かき玉スープの美味さに驚かされたものの、やっぱりにんにくスープの持つ特有の美味さは格別ですね。

 

サラダにスープを美味しく頂くこと、更に10分が経過。

混雑しているランチ帯とは言え、限られた昼休み時間に訪れているサラリーマンであれば、そろそろシビれを切らすのではなかろうか・・・

と、心配をしだした頃に、まず先に配膳されてきたのが

ハンバーグからとなりました。

大ぶりなハンバーグを提供するお店が増えてきた昨今を考えると、少し小ぶりに感じるこちらの品。

とはいえ、サイズだけが美味さでは無いと言わんばかりに、中から溢れる肉汁、ソースの旨味はさすがの老舗感です。

 

ハンバーグから、更に遅れること5分弱、

本日のスタンダードランチとなる

「豚ヒレ肉のベーコン巻きステーキ」がようやく到着となりました。

 

ここまでの所要時間は、入店から約40分。

時間の限られるサラリーマンには厳しい提供時間と思いますが、周りを見渡してもサラリーマン風のお客さんは1組のみ。

残るお客さんは、開店前からシャッター待ちをしていたご近所(風)の奥様たちばかりとなり、そもそも時間に余裕のあるお客さんが中心の模様。

 

なんにせよ、ようやく登場となった本日のメイン、早速頂きましょう。

スッとナイフの入る豚ヒレ肉を切り分け、ソースを付けながらベーコンと共に一口。

んーーーー、美味い。

 

肉の柔らかさはもちろんの事、このソースが素晴らしいのです。

玉ねぎにコンソメのような風味の加わったこちらのソースが、淡泊なヒレ肉を美味しく仕上げているのですが、ソース単体で頂いても、オニオングラタンスープの様に芳醇な甘みと旨味を蓄えています。

ベーコンを巻き付けることにより、ヒレ肉だけでは不足しがちな脂分が追加され、食べ応えだけで無く肉肉しさもプラスされ、ご飯のお供としても最適な肉料理に仕上がっております。

メインと共に添えられている野菜も、素揚げあり、ソテーありと、素材毎に調理法が変えられています。

それぞれの食感や歯ごたえ、旨味や甘みが異なることで、ソース一辺倒の味わいに留まらず、口に運ぶ度に様々な風味、味わいを頂く事が出来ました。

 

とは言え、40分待った末のメインとあり、味わうのもソコソコに一気食い(笑)

配膳されるまでに待った時間の1/10程度でメインを平らげるものとなりました。

 

一息ついたところで、〆のデザートが登場。

二種類あるスイーツから、今回は「沖縄産黒糖を使ったクレームブリュレ」をセレクト。

パリッと焼かれた表面のカラメルには黒糖が使われているとの事で、甘さは抑えめですが、程良い苦みと香ばしさが広がります。

その下のプリン部分と共に頂けば、甘みも充填され、大人から子供までが美味しく頂くプリンに変貌しました。

・・・まあ、スイーツ系については、上手いこと説明するだけのボキャブラリーを持たないので、ご勘弁下さい(汗)

ランチは混雑必至の ビストロ えびすや  週末は予約必須!? 混雑具合を聞いてみた

という訳で、入店から注文、配膳から完食まであわせ、合計1時間にも及ぶ長丁場のランチとなった、ビストロえびすや。

帰り際にホールスタッフさんから

「提供が遅れ、申し訳ございません」と何度も頭を下げられたのですが、近年のランチはいつもこの様な雰囲気とのこと。

 

開店とほぼ同時に満席を迎えるため、注文も重なることから、なかなか効率化が図れない様子です。

(それなら開店時刻を早めてみれば・・・?なんて思ったりもしますが、そうもいかない事情があるのでしょうね、きっと。)

 

この日は平日なだけに、まだマシな方で、限定のランチを提供している週末ともなると、予約のみで席が埋まってしまうこともしばしばあるそうです。

先に入店しているお客さんの退店後なら入店も可能とのことですが、前述した通り、のんびりランチを嗜むお客さんも多いそうなので、週末のランチに関しては事前予約がお勧めとのことです。

 

また、本日注文に至らなかったオムライスについても、12:30~13:00を皮切りにお客さんの数も減るため、同時間帯であればスム-ズに提供頂けるとの事でした。

暫く訪問していない間に、とてつもない人気店となっていたビストロえびすやですが、その人気に裏打ちされるだけあるランチを頂く事が出来ました。

ただ、ご覧頂いた通り、ランチの提供までには時間が掛かるケースが多い模様なので、訪問の際には昼の繁忙帯をズラスか、時間に余裕を持った上で訪問されることをお勧めします。

 

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ビストロ えびすや

■ びすとろ えびすや

■ 住所:千葉県千葉市中央区新千葉1-7-13

■ 営業時間:11:30~14:00 / 18:00~23:00

■ 定休日:月曜日・第2日曜日・祝日ランチ

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