博多だるまJAPAN イオンモール幕張新都心店 何かがオカシイ熊本復興支援ラーメン

この日は映画（ONE PIECE）を見がてら、久々の幕張イオンモールへ。

館内を見渡すと、オープン当初話題を集めていた雑貨屋さんなどの閉店が目立ち、時間の経過を感じてしまう。

が、その割に飲食店については目立ったリニューアルも行われておらず、良くも悪くも安定期に入っている様に感じる。

 

これといってめぼしい新店も無かったので、この日のランチは、安定感抜群のフードコートへ。

その中でも、オープン当初以来、久々となる「博多だるまJAPAN」を選んでみた。

 

ビジュアル的には申し分無しの熊本復興ラーメン、だがスープが・・・

博多だるまJAPANといえば、千葉県を代表するラーメンライター、山路氏が

「ラーメンを好きになったきっかけ」と紹介されている通り、福岡を代表する博多ラーメンの名店。

 

ただ、濃厚な福岡県民の様に豚骨スープに慣れ親しんでいない関東で出店するにあたり、本店と比較し、だいぶマイルドな豚骨スープに仕上げられているとのこと。

（私は本家の博多だるまJAPANを食べたことが無いので、あくまで噂だが）

 

遠い九州の味と、地元幕張の味を比べようにも方法は無いので、とりあえず近所で美味いモノが食べられれば文句ない

その程度の信条しか持ち合わせていない私ではあるが、様々あるセットメニューの中から

 

この日、悩みに悩み抜いてチョイスしたのがこちら

私にとって、豚骨ラーメンに欠かすことの出来ない黒マー油

更には、辛子高菜と、九州の味がてんこ盛りとなっている「熊本復興支援ラーメン」を注文してみた。

 

フードコート内で席を取り、水を汲みながら待つこと5分。

手渡されたブザーが早くもできあがりを告げる。

 

さすが、仕上がりの早い細麺の博多ラーメン。

などと浮つく心を落ち着かせ、いよいよラーメンと対面。

 

おぉ、スープの原色が分からない程に大量の黒マー油が投下。

イイ感じに私好みの配色に仕上がっている博多ラーメンでは無いか。

 

ひとまずレンゲでスープをすくい、口に運ぶと・・・

 

ヌルい。

いや、ヌルいというかヌルすぎる。。。

 

とてもじゃないが、出来たてのラーメンで提供されるスープの温度では無い。。。

いくらフードコートとはいえ、こんなに冷めたスープが提供されるものだろうか？

 

ここ、幕張イオンの博多だるまJAPANには、過去にも数回訪れたことがある

そして、その都度食べてきたラーメンは、どれも博多の味を彷彿とさせる、間違いない本場ならではのラーメンだった。

 

だがしかし、今私の目の前にあるラーメンは、とてもラーメンとは呼べないほどのヌルさを誇っている。

その理由は、「博多」ではなく「熊本」を名乗っているからなのか？

いや違う。　復興支援のラーメンに、そんな手抜きが許されるはずは無い。

 

世の中には、冷めても美味しい料理が数あることは間違いない。

が、ラーメンに於いて、冷めたスープが美味しい等と言うことは皆無。

どんなに美味しいスープであろうと、冷めてヌルくなった脂を美味しく頂ける訳が無い。

 

名店のラーメンとは言え、ここまで冷めたスープを提供するのは、完全にオペレーションのミスだろう。

あまりに残念な一杯となってしまったが、この日のラーメンが

「機材のトラブル等で、たまたまヌルかっただけ」と信じたい。。。

 

それにしても、復興支援を名乗ったラーメンが失敗に終わるというのは…

これでお客さんが離れる様であれば、なんとも切なくなってしまう、そんな残念すぎるラーメンとなりました。

 

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博多だるまJAPAN イオンモール幕張新都心店

■ はかただるまじゃぱん

■ 住所：千葉県千葉市美浜区豊砂1-1 イオンモール幕張新都心 グランドモール 3F LIVE KITCHEN

■ 営業時間：9：00～22：00

■ 定休日：イオンモールの休みに同じ