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これが酢豚!? 千葉中央の新店中華、山海宴 黒光りする万里の長城こと「黒酢酢豚の1本揚げ」定食

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毎日のルーチンワークである、夕方のニュース番組内のグルメコーナー(every)を見ていると、そこには見慣れた町並みが

この日の特集は、デカい肉料理とのことなのですが、レポーター(確か・・池田さん)が降り立ったその地は、勝手知ったる千葉中央の駅前

 

散々食べ歩いてきた千葉中央近郊に、メディアが食いつく様な物珍しいお店などあったか・・・?

もしくは、私の目が届いていない新店でもオープンしたというのだろうか??

 

食い入る様に続きを見ていき、池田さん(多分だけど)が辿り着いた先は、千葉中央駅前に昨年11月頃オープンした、まだ新しい中華料理店「山海宴」。

当然こちらのお店についてもチェック済みで、訪問こそ無いものの、私が店頭で見てきた限り、メディアが食いつく様なメニューなど無かった・・・はず

 

が、続きを見てみると・・・

 

なんだ、これは・・・(汗)

 

そんなパンチの効いた肉料理、なぜもっとアピールしてこないのよ、山海宴さん!?

 

テレビを見ている側から、居ても立っても入られず、放送をチェックした翌日(といっても、録画で見ていたので数日遅れですが)、早速千葉中央へ

ほていやの跡地に最近出来たばかりの、大型駐車場へ車を停め、

跡地は駐車場に変わってしまったものの、1世紀近くにわたりお店が存在したことを思い出させてくれる看板に感動を覚えつつ、向かった先は

 

千葉中央の正に駅前となる、

歌広場のあるビルの地下1F、

こちらの「山海宴」へ『えげつない肉料理ランチ』を頂くべく、everyに遅れること一週間、初訪問を果たすものとなりました。

千葉中央駅から徒歩1分、居酒屋跡地に昨年オープンの中華料理店、山海宴

かつてはモンテローザ系の居酒屋(魚民)があった跡地に、2017年11月オープンしたばかりの中華料理店となる山海宴。

以前のお店の名残が未だ残っており、中華料理店としては珍しく

下駄箱が用意されている作りとなっております

 

前述した通り、かつてはチェーン店居酒屋が入っていたテナントとなるので、店内は広く、ざっと見ただけでも100席を超えるスペースを確保しています

加えて各席はボックス形式となっており、個室まではいかずも、各テーブル毎に仕切りがあるため、ランチに一人での訪問であっても、快適なスペースを確保することが可能

 

ただ、店内はランチ帯でも喫煙可能となっている様で、各テーブルには灰皿の用意が

場所柄を考えると、ランチ位は禁煙にした方が好まれる気もしますが、まあその辺はお店の方向性という事でしょうか

 

という訳で席に座り、まずはメニューへ

注文する品は決まっているものの、一通りチェックしておかないと気が済まない性分・・・という事で

定食メニューは全10品、そのどれもが定番の中華らしいイメージの品々ばかり

お隣麺類は7品が提供されており、どちらかというと焼きそば系が中心です

 

もうひとつめくった先には、

チャーハン&丼メニューが

定番系の五目チャーハンから、ちょっと豪華なフカヒレあんかけチャーハンまで、全7品となっております

 

これに加えて、ランチにはドリンク1杯がサービスとのこと

メニュー上にはジュースばかり記載されていますが、アイスorホットコーヒーも可能となっております

 

さて、ここまでがランチで提供されるメニューとなるのですが、ザッと見た限りだと、わざわざeveryが遠路はるばる千葉まで足を運ぶ要素は見えません

ですが、これらランチメニューの中には確かに、思わずメディアが食いついてしまうほどの逸品が存在しているのです

しかし、その逸品に限らず、店内外のどこにもランチに関する画像掲載は無く、せっかくのアピールポイントを主張する気配は皆無

 

結果として、地元千葉のお店でありながら情報を掴めず、まさかeveryに先を越されてしまう始末・・・

千葉を根城とするグルメブロガー(自称)でありながら、汐留からお越しのメディアを通じ、初めてその存在を知るという辱めを受けるものとなったのです

 

なお、こちらの山海宴では

2時間の食べ飲み放題が、男性3880円、女性3680円にて実施されているとのこと

男女差がわずか200円・・・というのもツッコみどころながら、+500円を支払うことで、あの高級食材「北京ダック」も食べ放題に加わるとのこと

 

ただし、北京ダックの食べ放題については前日までの予約が必要とのことで、これが何故なのかお店のHPを覗いてみたところ

「3日かけて仕込む自家製北京ダック」との触れ込みが

 

なるほど・・・3日掛けてじっくり仕込むだけに、前日までの予約をお願いしている訳か

・・・ん?

3日掛けて仕込むのなら、前日予約じゃ間に合わな・・・(以下、自主規制w)

 

ランチで提供されている目玉商品のPR始め、色々とツメの甘さを感じずにはいられません(笑)

everyに先を越された「黒酢酢豚の1本揚げ」は、メディアも食いつくほどの圧巻サイズ!

という訳で、数あるランチメニューではあるのですが、今回の注文は一点突破

everyにて池田さん(だった気がする)が驚愕された、あの商品

「黒酢酢豚の1本揚げ」をオーダーする事に。

 

オーダーを終えて、改めて店内を見渡してみると、先客は・・・0。

まあオープン直後となる11時を回ったばかりなので、他店であればこの状況自体、不自然なものではありません

しかし、つい数日前に夕方のニュース番組で紹介されたばかりのお店だというのに、こうも反響が薄いものなんでしょうか

昨今騒がれている「TV離れ」を目の当たりにした様で、根っからのテレビっ子としては少し寂しい様な気も。

 

元が魚民だけに、広々とした店内ながら、一人ランチを待つ私

注文から僅か5分、中華料理店らしい素早い手際で配膳された本日のランチがこちら

「黒酢酢豚の1本揚げ」定食となります。

 

注文した品は酢豚、にも関わらず、何故か提供されるナイフ&フォーク(笑)

それもそのはず、ナイフ&フォークで切り分けない限り、到底口に運ぶことが出来ない、尋常じゃ無いデカさ

これこそ、everyスタッフが思わず食いついてしまった、山海宴の誇る「ドデカい肉料理」となります。

 

ただ、黒酢をふんだんに使った酢豚だけに、平面で見るだけでは豚とタレが同化してしまい、そのサイズ感が伝わりづらい

ということで、今度は側面からもう一枚

標高3㎝はあるのでは無かろうか、というこの豚肉の分厚さ

横幅も、優に10㎝を越える大胆この上ないサイズは、黒光りする万里の長城の如し

この酢豚でビンタされようモノなら、喜んで反対の頬を差し出したくなるほど、思いがけずM心が芽生えてしまいそうな肉感がズッシリ。

 

普段なら、まずはサラダから手を付けるモノの、この万里の長城を前にしてしまえば、サラダの存在も霞むばかり

居ても立っても入られず、一目散にナイフを差し入れると、これがまたスーッと糸を引く様に切れていく柔らかさなのです

 

この分厚さにして、驚くべき柔らかさとの共演、柔と剛を重ね合わせた酢豚、

まずは一口、行ってみましょう!!

 

・・・良い!

カラッと揚がり、パリパリした食感の皮目、そして肉質柔らかくジューシーな中身

これだけのサイズ感ともなると、火を入れる時間が長くなるため、どうしても肉質が硬くなりそうですが、肉の硬さは全く感じません

先に一度煮こんでおき、その後に揚げを行っているのか、調理過程は分りませんが、外見はパリッとさせつつ、中はシットリとした柔らかさを保っています。

 

柔と剛、2つの食感が同時に飛び込んで来つつも、甘酸っぱい黒酢ダレが肉のしつこさを感じさせず

パリッとした食感の皮目、ホロホロほどける肉、プリンと柔らかくジューシーな脂、3つの異なる食感・味わいが口の中で一気に溶け合う三重奏コラボ

そして、ちょっと濃いめの黒酢の甘ダレがご飯をそそり、ランチのおかずとしても最高の役割を果たしております。

 

付け合わせの野菜も、おおよそ酢豚とは思えないものとなっており、

・獅子唐

・プチトマト

と、素揚げされた両野菜が甘酢に絡み、これまた面白いアクセントを発揮しますね

 

とは言え、これだけ巨大な万里の長城

そこに来て、濃いめの黒酢ダレたっぷりとなるので、半分くらい食べ進めると、さすがにしつこさを感じ始めるのです

・・・が、ここで良い働きをしているのが、

こちらのスープ

生海苔と卵が具材に入ったスープが提供されたのですが、これが中華スープながらも和風の様なアッサリした仕上がりでして

このスープを一口二口頂くと、甘酢に支配されていたしつこさが、潮を引く様にリセット

先ほどまで感じていたしつこさが、ウソの様に消え去り、再度万里の長城登頂へ向けて出発できる、そんな効果を果たしております。

 

酢豚、スープ共に、その巨大さ、インパクト、味共に申し分ないのですが、一点だけ惜しむ点を挙げるとすれば・・・米、ですね。

お米のパサつきが目立ち、せっかくオカズの持つ強烈な味わいを邪魔する結果に思えました

モッチリした甘いお米=美味しいと感じるのは、日本人のみが持つ性分であって、文化の違いと言われればそれまでですが、せっかく高パフォーマンスを繰り広げている肉料理だけに、ご飯にも気を遣って貰えれば、言うこと無かったのですが・・・

 

まあ、そんな難点があれども、あれほどの圧巻ボリュームを誇る黒酢酢豚の一本揚げ、そこにサラダとスープ

更には、食後のドリンクまでが付いてきて、お値段はジャスト1000円!!

これはもう、お値打ちとしか言いようのないコスパ良好過ぎるランチではないでしょうか

 

その他メニューも気になるものの、インスタ映え間違いない黒光りする巨大酢豚の存在感は、千葉市民であれば一度は食べておきたい、千葉中央エリアを代表する新たな名物になりそうな予感です。

 

PS.本記事内で池田さん池田さんと連呼している通り

「池田さんファン」ではありますが、同じくらい坂田さんのことも好きです

 

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山海宴

■ さんかいえん

■ 住所:千葉県千葉市中央区本千葉町2-5 今関ビル B1F

■ 営業時間:11:00~14:30 / 17:00~23:00

■ 定休日:無休

 

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