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【福岡-番外編】中州のきたなシュラン☆3獲得店、ケンゾーカフェの焼ラーメン

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唐突ではありますが、2月の末より数日間、福岡まで遠征しておりました。

今回の旅の理由は食べ歩き・・・では無いものの、結果としてほぼ「食べ歩く」ことが目的のような旅路となってしまいました。

 

本ブログは「千葉のグルメ紹介」が趣旨となる為、ここで福岡での食べ歩きを紹介するのは如何なものか・・・?

と頭によぎったのですが、私の取っての哲学は「美味いは正義」である以上、例え福岡の地とは言え、食べ歩き「本当に美味かったお店」を、紹介せずにはいられず、公開に踏み切った次第です。

 

そんな訳で、本記事より数日間【福岡-番外編】と称し、『孤高の千葉グルメ 福岡出張編』をお送りさせて頂きますが、ご了承下さい。

という訳で、福岡旅行初日 まずは昼の中州にて食べ歩き

では早速、本編へ行ってみましょう。

福岡に着いた、と同時に向かった先となるのが中州。

この日は日曜日である上、まだお昼過ぎとあって、空いているお店は少ないものの、食べログ情報を片手にランチ営業をしているお店を散策。

 

しかし、食べログ上では「ランチ営業あり」と表記されながら、実際は営業していないお店も多く、福岡に来てまでネット情報に振り回されるハメに。

ようやく見つけた「ランチ営業あり」のラーメン店では、

『本日、マラソン大会参加の為、臨時休業致します』の張り紙に遭遇し、臨時休業に出くわす始末。

千葉でも散々、臨時定休日を引き当ててきた呪いが、ここ福岡の地でも存分に発揮されるものとなりました。

 

途方に暮れながら歩く事5分、どこかで見た気がする看板を発見。

「やたい けんぞーかふぇ」

はて・・・どこかで見覚えがある様な、無い様な。

 

入店前に食べログをチェックしてみると、こちらのお店は日曜定休とのことで、本来なら休みの筈。

先ほどまで探し歩いたお店は、臨時定休やネット情報との相違で入れず終いの中、こちらのお店は日曜定休ながらも、何故か営業中ときました。

 

店先を良く見ると、

カフェ、と称される店名ながらも、そのメニューは完全にラーメン店。

 

また、洗濯ばさみで雑多に止められた、「本日はカウンターのみの営業となっております」の張り紙も発見。

もしや、臨時定休にばかり遭遇する私に対し、神が与えてくれた「臨時開店」のチャンスでは?

 

という訳で、不可思議な店構えを誇る「ケンゾーカフェ(KENZOcafe)」にて、福岡食べ歩きの1食目を飾ることとしました。

捨てる神あらば拾う神あり!? 日曜定休のケンゾーカフェ(KENZOcafe)がまさかの営業!

店内に入ると、お世辞にも「清潔」とは言い難い上、「居心地良い」とも言えない、狭く細長いカウンターがお出迎え。

営業許可が下りる程度に、最低限の清掃は行われているようですが、カウンター周りや壁一面には、さまざまな「何か」が雑多に散りばめられているものの、オシャレやセンスを感じるレイアウトとは言えそうにありません。

そういえば店先にも、やかんや寸胴などが雑に積まれていたけど、大丈夫だろうかこの店・・・

 

1発目から危ういお店に出くわしたのでは?と、疑念が浮かぶも、カウンター上で見つけた一枚の認定証が、疑念を払拭。

そう、こちらの「ケンゾーカフェ(KENZOcafe)」ですが、『とんねるずのみなさんのおかげでした』のきたなシュランにて、☆3を獲得したお店なんだそうです。

 

普段ならお店に対して「汚い」というストレートな物言いをしないものの、こちらのお店にとっての「汚い」「散らかってる」といった表現は、ある種、看板の一部。

雑多で散らかっている店内外にも妙に納得した上、汚い、けど美味い!!が、きたなシュランの基準である以上、料理の味には期待が持てそうです。

 

「きたなシュラン☆3」に安堵を覚えた所でメニューに向かってみると、

やhりカフェと名乗ってはいるものの、メインとなるのは完全にラーメン類。

ちなみにネット情報によると、夜はラーメン居酒屋でもあるそうです。

 

ひとまず、福岡一食目となるランチ(といっても、時刻は15:00)。

当然ながらラーメンが気になるものの、数時間後に晩ご飯を予約していること、

更には福岡の名物とされながら、本場の「焼ラーメン」をこれまで食べた事が無いことを考慮し、ここは「焼ラーメン」をオーダーしてみることにしました。

 

カウンター上に、うずたかく積まれた様々な「もの」の奥にいる(で、あろう)店主さんに

「焼ラーメン、お願いします」とオーダー。

 

カウンターからでは、存在を目視出来ないものの、私のオーダーに合わせてヒョッと立ち上がる人影を発見。

メニュー表の左上に掲載されているイラストと相違の無い、店主さんの姿が僅かに確認出来たと同時に、カウンター上の「もの」越しに「はーい」との声を確認。

店内外の独特すぎる雰囲気に気圧されながらも、ひとまず注文が通ったことに一安心を覚えました。

きたなシュラン☆3獲得店が誇る、本場博多の焼ラーメンを食べてみた

注文の品が到着するまで、食べログ等でお店の話題をチェックしてみると、

・焼ラーメン → ここの名物。夜は鉄板に盛り付けられ、生卵がトッピング

・ラーメンのスープは、濃いめの豚骨

・もつラーメンが美味い(ネットの声を参照)

などなどの情報を発見。

 

職業柄、ネットの声に対し(特に食事)あまり信頼を抱いていないので、千葉で食べ歩く際には、極力、前情報を入れずに訪問することを流儀としております。

とは言え、地方での遠征となると、土地勘も薄く、食事の機会も限られる以上、エラーは極力避けたいのが本音。

(千葉での食べ歩きなら、エラーすらもネタになりますが 笑)

 

一食に5杯6杯と食べられるフードファイター達を羨ましく思いつつも、限られた一食に全力を尽くすべく、ネットの声を参照し、注文した品がこちら

「ケンゾーカフェ(KENZOcafe)」の人気メニュー、焼ラーメンとなります。

千葉でもチョクチョク某常連店で焼ラーメンを頂いてますが、やはりそのビジュアルは別物。

 

焼きそばのようでありながら、麺、ソースの色合い、具材は完全にラーメン。

ラーメンとも焼きそばとも言い難い、福岡発祥のB級グルメ、早速頂いてみましょう。

 

まず麺ですが、福岡らしい固めの細麺、それを茹でた後に焼き上げることで、ラーメンとは異なるパリッとした食感が追加されています。

加えてこちらの品には、ベビースターがトッピングされているので、一層のパリッと感も加わっており、食感の妙が楽しいですね。

 

肝心な味付けですが、ベースのスープは豚骨(しかも、かなりの濃厚)、そこにウスターソースを加えているので、焼きそばの様な風合い。

ですが、ベースの豚骨がかなりの濃熟な味わいとなるので、焼きそばよりもラーメンに近い麺との絡みを見せており、この程良い濃さがクセになりそうですね。

 

具材の方も、偶然なのか必然か判断つきませんが、しっかり焼き色の付いているものと、そうでも無いものが盛られています。

結果として、食べる度に少しずつ異なる味わいが頂けるのですが、口に運ぶ度に味の変化を産み出す不確定要素が、実に面白く食欲をそそります。

 

加えて、頭頂に飾られた目玉焼き、サイドに据えられたマヨネーズ。

この2種がまた曲者で、動物性脂肪の持つまろやかな旨味(人それを、コレステロールと呼ぶ)を与えており、新たな味変を産み出してくれます。

ちなみに夜は、同じ焼ラーメンでも鉄板で提供しているため、目玉焼きは生卵でトッピングされるとのこと。

生卵をそのまま絡めても良し、鉄板の余熱を使い、好みに応じてスクランブルにするなど、更なる味のバリエーションが楽しめるんだとか。

 

目玉焼きにマヨネーズと、まろやか風味を堪能した後に試してみたくなるのが、

「辛味」のトッピングですね。

カウンター上には「一味唐辛子」が置かれており、こちらのトッピングもお勧めとのこと。

刺激の強い辛味ではありますが、マヨ&玉子で日和った口内を叩き起こすにも、最的確な味変。

 

豚骨ラーメン特有の重さ、焼きそばの欠点とも言える味の単調さ

それら両方の持つ欠点を、「合わせ技」にすることで、補い、昇華させた姿が「焼ラーメン」とも言えそうです。

本場福岡で頂く、初めての焼ラーメンでしたが、想像を遥かに凌駕する美味さ、そして味わい深さを堪能させて頂きました。

 

PS.きたなシュラン認定店、2つめの証である「ペレ」のサインですが・・・

サインを見つけることが出来ないほどに、店内がとっ散らかっておりました(笑)

 

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ケンゾーカフェ(KENZOcafe)

■ けんぞーかふぇ

■ 住所:福岡県福岡市博多区上川端町2-16

■ 営業時間:11:30~14:30 / 18:00~24:00

■ 定休日:日曜日(臨時営業もあり?)

 

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